平成21年度「組織的な大学院教育改革プログラム」に採択された本プログラムの事業展開一環として講演会を開催いたしました。
　講師には、1978年より12年間日本国内ハンセン病養療所の看護に従事、1990年よりタイ国に滞在し、コンケン県シリントン病院のセルフケアクリニック、東北部コロニー（集落）の巡回診療に従事しハンセン病の抹消神経障害による後遺症（手指・足の脱落）の予防、看護に尽力、タイ国のハンセン病対策に大きく貢献されている　阿部　春代先生と国立感染症研究所FETP（実地疫学専門養成コース）9期生として学修後、感染症の臨床や地域における感染症予防を含めた「性の健康」教育に関わっておられる　堀　成美先生をお招きしました。

日　時　平成23年2月24日（木）　17：30～19：30

場　所　久留米大学筑水会館　2階　イベントホール
　　　　〒830-0011　福岡県久留米市旭町67　

演題1：「国際看護の現場のケアの特色―ハンセン病との関わりを通して―」

　　　　　　講師　阿部　春代先生　（社団法人好善社　看護師）

演題2：「感染症ナースのキャリアデザイン―感染症対策に必要なケアの視点―」

　　　　　　講師　堀　成美先生　（聖路加看護大学　助教）

演題3：「久留米大学　感染制御看護師（ICN)養成プログラムについて」

　　　　　　講師　三橋　睦子先生　（久留米大学医学部　看護学科　教授）

「ハンセン病（感染症）の看護とは」　阿部　春代先生