■ 2012年度
ちくご子どもキャンパス 体験プログラム よのなか学部
新たな感染症から身を守るための予防法を身につけよう
開催:2012年8月25日(土)・8月27日(月)
場所・実施:久留米大学医学部看護学科
共催:筑後田園都市推進評議会
福岡県、大牟田市、久留米市、柳川市、八女市、筑後市、大川市
小郡市、うきは市、みやま市、大刀洗町、大木町、広川町 |
【 参加者 】
小学生7名
【 スタッフ 】
三橋 睦子(久留米大学医学部看護学科:教授)
三浦 美穂(久留米大学病院感染制御部:認定看護師)
佐藤 祐佳(久留米大学医学部看護学科:講師)
水落 裕美(久留米大学医学部看護学科:助教)
小川 理沙(久留米大学医学部看護学科:助教)
久留米大学大学院医学研究科感染看護専門看護師教育課程院生
久留米大学医学部看護学科大学生
【 プログラムの内容 】
1日目 |
2日目 |
- パームテスト:手の細菌培養実験
- 感染症を予防するためのポイントと落とし穴(実験)
- 感染と環境について
- 当たりはどっちだ:不確かさと付き合い方(ゲーム)
- 感染症サバイバルゲーム(ゲーム)
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- パームテストの結果観察:写生
- 本当にきれいになっていますか?(実習)
- そのマスク本当に役立っていますか?(実習)
- 防護服の着心地はいかが?(実習)
- グループワークと発表
- 終了書授与式
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● パームテスト(手の細菌培養実験)
参加者は、私たちの身の周りにいる菌について話を聞きました。その後、自分たちの手の細菌を寒天培地に植え付け、インキュベーターに入れて培養しました。結果は2日後(48時間後)のお楽しみです。
● 感染症サバイバルゲーム
「インフルエンザなどの感染症が広がった時に、2週間家の外に出ることが出来ない」ということを想定して、サバイバルゲームをしました。参加者は、大学生と一緒に一生懸命考えました。
● パームテストの結果観察:写生
参加者は、寒天培地に生えた菌をスケッチしました。「手には、こんなにバイ菌がいるなんてびっくりした」という声がありました。
● 本当にきれいになっていますか?(手洗いボックス):実習
● そのマスク本当に役立ってますか?(N95フットテスト):実習
感染症を予防するための正しい手洗いの方法や、マスクの選び方・つけ方を学んでもらいました。
● 防護服の着心地はいかが?(酸素飽和度、皮膚のうるおいを計測):実習
普段は着ることが出来ない防護服を着て実験をしました。参加者からは、「テレビでしか見たことがなかったけど、実際に来てみたら密閉されているので暑くて息苦しかった。長い時間防護服を着るためには、訓練が必要だということも知った」という感想がありました。
● 終了書授与式
参加者全員に終了書が授与されました。
2日間で感染症について勉強して、新たな知識や基本的な技術が習得できる機会になったと思います。参加者は、今まで知らなかった発見、驚きがあったようです。お友達にも教えてあげたいと言っていました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
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