久留米大学大学院医学研究科
感染制御看護師(ICN)養成プログラム
The program of training for ICN( Infection Control Nurse )





 2014年(平成25年度) 感染看護学実習Ⅱ報告会 

2014年(平成25年度)感染看護学実習Ⅱ報告会

日 時: 2014年3月24日(月) 15301720

会 場:久留米大学医学部看護学科A棟 講義室1


(プログラム)


【実習施設】 朝倉医師会病院
 

15:35~15:55  三浦 美穂
             「A病院におけるサーベランスの分析~手指衛生遵守率向上の戦略~」
             「アウトブレイク対応について」

               

【実習施設】 東北大学病院
 

 

15:55~16:15  江藤 宏一郎
             「コンサルテーション事例からみた専門看護師の役割」

 

16:35~16:55  中島 順一郎
             「針刺し切創における感染管理」

       

16:55~17:15  梅津 敦士       

             「自施設に合わせたサーベイランスの導入と組織作り」     
   

17:15~17:20  総評

 

     

感染看護学実習Ⅱを終えて
                            プロフェッショナルコース  中島 順一郎

 感染看護学実習Ⅱでは、先進的医療期間である東北大学の感染管理室にて学習させていただきました。
感染管理室は、病院直属の部署であり感染制御医、感染管理認定看護師、検査技師、事務員など複数の専門家で構成され、東北地方における感染制御・感染管理のキーステーションとしての役割を担い、医学系研究科感染制御・検査診断学分野とともに、“感染制御ネットワーク”を構築し、宮城県・東北地方において感染制御活動を実施されていました。
 実際には、感染管理認定看護師によるサーベイランスの展開、感染防止のための環境モニタリングと環境整備の調査、環境経路の遮断方法の支援、職業感染予防の支援など多岐にわたり、多職種と連携した相談ん・調整・教育活動・倫理的調整・研究への取り組みの実際に触れる貴重な学習となりました。
 また、職業感染サーベイランスの実際を通して感染管理の視点に基づくアセスメントとサーベイランスループの手法について学習する機会を得ることができ、実に収穫の多い実習でした。特に、サーベイランスは地域や施設の独自性に応じて実施すべきであり、フィードバックのためには日頃より信頼関係とネットワークの構築に努め、多職種・他部門がボトムアップとトップダウンを円滑に図れるよう感染管理体制の維持に努めなければならないことを痛感しました。

     



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