受講生の感想
FETP 実地疫学者養成コースに参加して
私は4月より、国立感染症センターで開催されているFETPコースという実地疫学調査養成コースに、1か月間参加させて頂きました。迎えて頂いたファシリテーターの講師陣は、知識・実力は一流でありながら非常にユーモラスな方が多く、我ら受講生は最後まで楽しく学ばせて頂きました。
このコースは疫学の基礎から応用まで、演習を交えながら学習するもので、疫学とは何か、どのようなことをするのか、からのスタートであった私にとって、非常に新鮮であり有意義なものでした。集団を対象として、その特性をつかみ、疾患の原因や分布を特定していく様子は、さながら推理小説の様でもありました。また、多職種のチームメンバーとのディスカッションは大いに刺激になり、コミュニケーション技能や感染症に対する知識をしっかり学修することができました。専門看護師の6つの役割の中でも、特に「相談」「調整」能力を向上できたと考えています。
これから病院実習や修士論文発表など、まだまだ困難な関所が控えていますが、この機会を有効に活用し、専門看護師になれるように尽力したいと考えます。
2013年度入学 プロフェッショナル・プログラムコース 江藤 宏一郎
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